|
ペットとして子猫を選ぶポイント |
|
健康と性格
生後3ヶ月を過ぎてワクチン接種が終わっていれば
健康第一段階クリアです。
健康、性格チェックの仕方
子猫を抱き上げてみます。健康であれば嫌な臭いが
しない又、元気な子猫は良く動き回ります
目がきれいで人間に寄ってくるような子が良い子猫
です。 あまり動かない子でも性格がおとなしいという
場合もあります。
目や顔、お尻がきれいでお腹がたっぷり膨らんで
いる、手足に力があるなど健康であれば性格の
おとなしい子の方が飼いやすいこともあります。
不健康であれば やせて背骨が出ていたり、涙目で
鼻をクシュクシュさせたり不快な臭いがしたりします。
皮膚病やノミのチェックもしましょう。
|
子猫を運搬するときの注意と到着後 |
|
子猫を運搬するとき、なるべく暗くして静かに運ぶ
運搬中は何も与えない(水、餌など)
到着すると静かな場所に置き、トイレと飲み水を近くに置
きましょう。
子猫が自分から外に出てくるのを待ち、出てきたら最初に
トイレに入れて排泄する場所を教えましょう。
家族に小さな子供さんがいる場合
子猫は、環境の変化で緊張し、疲れています。
初日は、そっとしてあげましょう。(特に子供の声や
はしゃぐ様子に驚いて隠れてしまうことがあります)
小さなお子さんは、子猫と遊びたがりますが、
子猫が環境の変化に慣れるまで少しの辛抱です。
すでに先輩猫がいる場合
いきなり一緒にしないで、子猫をゲージに入れ性格
や相性をチェックしましょう。 新入り子猫ばかり
可愛がると先輩猫がいじけたり子猫をいじめたり
することもありますので、平等を心がけてください。
お互いが慣れてから同じスペースで
生活させましょう。
子猫は好奇心が旺盛で部屋の探検を始めますが、慣れる
までは1つの部屋で遊ばせると良いでしょう。
性格の良い子猫は数日で家族の一員になります。
|
猫はいじられるのが嫌い |
|
基本的に猫は、甘えるのは好きですが、いじられることは
好みません。
子猫の時から慣らさないと飼い主でも抱けないきつい猫に
なります。
抱かれて落ち着く姿勢を子猫のうちから覚えさせましょう。
猫の脇から手を回し親指は猫の胸辺りを支え優しく赤ちゃ
んを抱きかかえるように持ちます。
猫が自由にならない程度に力を入れすぎず、緊張させな
いようにしましょう。
猫が落ち着かないときは、優しい言葉をかけると猫も
安心します。
猫が興奮して暴れるときは、後ろの首を掴みます。
これで噛んだり、引っ掻かれることはありません。
間違っても尾を掴んだり引っ張ったりしてはいけません。
後ろ首の皮を掴む行為は、親猫が子猫を運ぶ時と同じ
方法です。
かわいそうだと感じ軽く掴むと、かえって落とされると思い
興奮しますのでしっかり掴んでください。
この行為から膝の上に抱える感じで少しずつ慣らしていく
ことも出来ます。
|
猫の性格生成 |
|
性格は、両親からの遺伝部分が大半ですが、表面的行動
の学習期間は生後1ヶ月〜3ヶ月ごろまで、母親の仕草を
真似したり、兄弟猫との遊びから学習します。
また、育った環境にも影響を受けます。
|
猫のしつけ |
|
トイレのしつけ
雄猫のマーキングと子猫の頃を除くと猫は本来
決まったところに排泄する習性があります。
ほとんどの猫は生後1年もすればトイレを覚えます。
注意点 1: トイレ以外の場所でしたとき叱らないこと
叱られると「排泄すると叱られる」と
思い隠れて排泄する
悪い癖がついてトイレでしなくなります。
注意点 2: あっちこっちに排泄してしまう猫は
考えられるのは、トイレが汚い
叱りすぎ
落ち着ける場所がない
他のストレスが原因
※ なるべく静かな落ち着ける環境に清潔なトイレを置く
その他のしつけ
猫のしつけは犬に比べると難しいですが、
猫は叱られていることは分かりますので叱る時の
言葉を覚えさせましょう。
「だめ」または「こら」など手をたたいたり、大きな音を
立てて注意をひいて叱るなど
注意点 1:してはいけないこと
●呼んでから叱らないこと
「叱られるから呼ぶのか」と
覚えてしまうと呼んでもこなくなります。
※ 名前を呼んで餌をやったり、撫でてやったり、遊んで
あげたり、話しかけたり、すると猫は呼ばれれば、
すぐ来ます。
叱るときとメリハリをつけましょう。
|
|