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平安時代に宇多天皇の日記に(889年2月26日)には、太宰府から献上された墨のように真っ黒い唐猫の様子が、詳しく記述されている。
現存する日本最古の猫の記録です。
これ以後、枕草子、源氏物語、更科日記などにも猫が登場しています。
このことから、日本猫のルーツは、約1400年前に大陸から渡来した唐猫で、貴族の間で飼育されたのが始まりだと考えられます。
鎌倉時代
多くの書物が宋から輸入され その船に乗っていたネズミ捕り上手な猫たち、そのほとんどが尾が短く、中には三毛もいたそうです。
このころ日本では、猫又と呼ばれる化け猫伝説が、広まり「体が大きく尾が長く毛色が黒や黄色の猫は、歳をとると尾が二股に分かれ老婆に化ける」といわれ猫の長い尾を切る風習ができる。
江戸時代
江戸幕府 五代将軍 徳川綱吉により1685年「生類憐れみの令」を発令「犬公方」と呼ばれる。
生きものをいじめた者を厳罰に処した。
それまで行われていた 猫の断尾や、猫を綱でしばる習慣を禁止。
しかし、1709年綱吉が亡くなると間もなく廃止となる
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